システムエンジニアって本当にブラック?

世間では、システムエンジニア=「ブラック企業」「35歳定年説」「新3K(きつい・厳しい・帰れない)」などという、ネガティブイなメージを持っている人は多いのではないでしょうか?

確かに劣悪な労働環境で、長時間労働を強いるなどブラック企業が存在するのも事実です。

しかし、近年、働き方改革を率先して取り組み「ホワイト化」が多くの企業で進んでいます。

ブラック企業とホワイト企業の見分け方

これから「システムエンジニアになりたい」「転職をしたい」とお考えの方が、ブラック企業に入社してしまわないためにも、ぜひご覧ください。

労働時間は管理されているか?

トラブルや仕事の進行具合によって休日出勤をしたとしても、その後の代休が取れなかったり、有給休暇制度はあっても誰も消化していない・・・。そんな企業もあるでしょう。

また、みなし残業がある場合は、時間を確認しましょう。例えば、みなし残業30時間の場合、30時間を超えた場合は残業代が出ますが、30時間分の残業代は出ません。みなし残業の時間が長すぎる企業は注意した方が良いでしょう。平均残業時間や残業代の支払い規定を確認しましょう。

規定を超えた長時間労働残業代の未払いなど劣悪な労働環境ではないか、企業の体質を見極めることが大切です。

福利厚生が整っているか?

福利厚生は、社員やその家族の健康と生活をより向上させるための制度です。

法律により企業に実施が義務付けられる厚生年金公的医療保険(健康保険など)の法定福利厚生と、企業が独自に定める通勤手当住居手当などといった法定外福利厚生とに大別されます。産休育休など女性が働きやすい制度が整っていることも、性別を問わず社員が活躍できる企業と考えられます。

また、スキルアップにつながる研修資格取得支援など、教育制度が充実しているかも大切です。

企業のリサーチをする

会社ホームページで企業理念経営者の考え業務内容ホームページの更新はされているか、なども確認しておきましょう。

企業レビューなどで、批判ばかり書き込まれているようであれば、ブラック企業かもしれませんので注意が必要です。
しかし、仕事についていけない、人間関係の問題等で退職した方が、悪い評価を投稿する場合もあったり、逆に残業がないとあっても他のプロジェクトでは残業や休日出勤もあるかもしれません。企業レビューを鵜呑みにすることはできませんので、参考程度にした方が良いでしょう。

また、常に求人を出している企業は、離職率が高いブラックと考えるのが一般的ですが、IT業界の場合は、IT技術者を求める業界・市場は増え続けており、離職率が低くてもシステムエンジニアは慢性的な人材不足のため需要が多く、一概にブラック企業とは言えません。

まずは、企業をよく知り、正しい情報かどうか見極める判断も大切です。

面接は企業を見極める絶好のチャンス!

面接は、社内の雰囲気や社員を直接見れる絶好のチャンスです。

POINT

■汚い:激務で清掃が行き届かない。
■覇気がない:人間関係や職場環境が悪い。
■体力があるか質問される:長時間労働。
■面接が簡単:人材をとにかく確保したい。

また、人事担当者に質問をしても明確な回答がなかったり、自分に質問をしてくることもないような企業は要注意です。
企業の姿勢や印象に対して少しでも不安や疑問を感じるようであれば、避けた方が良いでしょう。

まとめ

一括りに、システムエンジニアといっても、 実際には、企業ごとにさまざまな職務内容があり、働き方に対する方針も労働時間も違います。

自分が仕事が楽しい、働きやすいと感じるのであれば、例え長時間労働やサービス残業があるからといって、ブラック企業だとは言い切れません。

実際に入社しなければわからないことが多いと思いますが、社員の心身の健康を最優先に考え配慮している会社かどうか、自分は仕事が好きかどうかなど、ポイントを外さずに見極めることができれば、自分にとってのホワイト企業を見つけだせると思います。

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Posted by AI